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理事長ブログその9(御礼のご挨拶)

機略縦横

~より良い未来を実現する為に、変化し飛躍し続ける~

2022度の公益社団法人寒河江青年会議所の運動に対しまして、ご支援ご協力いただきました行政関係の皆様、地域の関係各団体、同じ志を持った各地青年会議所の皆様、そして、日頃より温かく見守ってくださり、お力添えいただきました寒河江青年会議所OB会の皆様に心より感謝を申し上げます。また、常に支えていただきました現役会員の力があってこそ1年間運動を展開することが出来ました。心より感謝申し上げます。

本年は創立55周年の節目となる年であると同時に、コロナ禍の中から徐々に例年通りの青年会議所運動の再開を目指していく中で、社会情勢を見ながら事業毎に開催の可否や規模を考え判断する年でありました。さらには、会員数が減少をしていくなかで、青年会議所を次の時代へ継承の為に、新たな仲間作りと人々の価値観の変遷と多様化を受け入れた組織作りを考えた年度であったと振り返ります。

内部においては、社会生活とのバランスを考えた組織作りや年間スケジュールの組み立てを実施しました。現役会員一人ひとりの充実した活動という基礎があってこそ、その上に様々な運動が成り立ち、運動の展開こそが地域の若者に青年会議所の魅力を伝える格好の材料になります。外部に対しても会員の拡大を積極的に実施し、多くの新たな仲間を迎えることが出来ました。これにより組織の流動性が高まり、新しい発想の導入や切磋琢磨する自己成長に繋がる土台が出来たことと思います。

各事業についても、通常通り実施できた事業、規模を縮小した事業、中止と判断した事業がありましたが、規模が大きくなり、多くの関係者のご助力が必要な事業ほど、寒河江青年会議所の長い歴史の中で、行政機関並びに各関係団体、そして地域の人々との信頼関係を積み重ねてこられた、OB会会員の皆様の運動の礎があってこその事業であると改めて実感をいたしました。コロナウイルスの感染拡大の中で、創立55周年記念式典は現役会員のみでの開催となりましたが、式典という直接的な形でなくとも様々な事業を通じて実感をした、諸先輩方が築いたこの礎を次の年代にいかに継承をして行くのか、人口減少社会に突入した今、新しい寒河江西村山地域の創造のために、多くの可能性に満ちているはずの寒河江青年会議所という組織を次の60周年、さらにはその先へ持続可能な形でバトンを繋いで行く事を真剣に考え、これからも途切れること無く実践をして行かなければなりません。

 

結びになりますが、本年は理事長という立場で、組織を率いて運動を実施するというこれまでの青年会議所における勉強の集大成をさせていただきました。青年会議所運動にこれで完成ということはありません。次年度以降も、さらに高みを目指して、時代の変遷を読み解きながら「常時判断 適時決断」の心で常に地域や会員にとって必要なものを見極め、適切な時期や方法を決断して運動を展開して欲しいと思います。最後に本年の「明るい豊かな社会の実現」に向けた運動に、ご協力ご支援いただきました全ての関係各位に今一度感謝を申し上げ理事長としてのご報告といたします。ありがとうございました。