新年ご挨拶

新年ご挨拶

公益社団法人寒河江青年会議所

56代理事長 佐藤 太相

新年あけましておめでとうございます。また、日頃より当青年会議所の運動に対しまして、深いご理解と温かいご支援を賜り、心より感謝を申し上げます。

2023年度、第56代理事長を務めます佐藤太相と申します。

コロナウイルスの蔓延から現在に至るまでめまぐるしく社会情勢は急速に変化し続けています。私たちが掲げる理念「明るい豊かな社会の実現」を目指し、先輩諸氏から受け継がれてきた志を胸に青年会議所運動を行って参ります。2023年度は

積土成山

~夢は実現できる~

 

をスローガンに掲げ今の時代に必要な運動は何かを常に考えて、with コロナから after コロナの時代に即した活動や運動を起こし、地域に刺激を与える運動を展開してまいります。

まず「多様化するライフスタイルに関して」です。様々なツールが発展し便利な世の中となってきました。反面、このような豊かな生活の弊害として様々な病気や生活習慣病等のリスクも付きまとっています。自分の体に万一があれば悲しませてしまう人がいるはずです。人間何事にも活動や運動を起こすには自分の体が第一です。時間がない中でも出来る体力づくりや食事の大切さを改めて学び、どのような状況下でも精一杯活動できる身体づくりの機 会を提供します。また、大きな社会問題の一つとして、現代はストレス社会と言われています。ストレスとは上手に付き合わなければいけないと言われますが、なかなか難しいと感じています。そこで、私たち青年経済人がストレス社会と上手に付き合っていくための解 決策を学べる機会が必要であると感じ、何事にも動じない精神の確立を目指すことが出来る機会を提供します。

次に。「未来を切り拓く青少年育成とSDGsの研鑽」です。WEB環境が整った影響もあり、「遊び」の幅は広がったものの、人との関りや地域体験型から得られる学びが減少したと感じます。時代が変わっていくなかでも昔から伝わる様々な文化の継承には理由があります。あらゆるモノがスマート化した世の中で、子供たちは人と人との関りという大切な本質は忘れてほしくはありません。沢山の人たちや地域との繋がりこそが子供たちの「将来の夢」を膨らませるきっかけになると感じます。夢を叶えるためには人並ならぬ努力も必要です。それでも、なりたい自分の将来像へ向けて自ら行動を起こし、失敗を恐れずに何事にも挑戦出来る青少年の育成を目指して運動を展開します。また、SDGs(持続可能な開発目標)として国連が掲げた17の目標に対して、世界中で 各組織や学校が取り組んでいます。しかし、カラーホイールバッチを身に着けていれば「それ何?」とまだまだ聞かれる世の中です。多様化しているこの世の中で、持続可能な運動に取り組むことは地域の課題を解決し、未来をより改善していくに も重要な使命ではないでしょうか。このカラーホイールバッチを身に着けている以上、私たちは SDGs に対する知識を深める必要があると感じます。持続可能な開発目標に向けて行 動することは、私たち青年会議所の掲げる「明るい豊かな社会の実現」のためにも必要不可欠な運動です。今後の私たちの運動をより良くするべく、地域の未来をより活性化できるよ うな学びの機会を創出します。

最後になりましたが、これからも皆様方からのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ2023年度理事長の挨拶とさせていただきます。今後1年間よろしくお願い申し上げます。